不妊症の原因となる問題は次のようなものです。
◆女性の場合
「排卵に問題がある」・・・排卵を調節する働きをするホルモン異常や卵子が十分に発育していない場合などに、排卵が起こりにくくなる場合があります。
「卵管に問題がある」・・・クラミジア感染症や虫垂炎、子宮内膜症などの疾患によって、卵管が狭くなったり、詰まったり、癒着がおこってしまうと、卵子が正常に卵管に取り込めなくなったり、受精が正常にできなくなります。
「着床に問題がある」・・・着床の時期に黄体ホルモンの分泌も正常に行われないと、うまく着床できないこともあります。また、子宮の内腔を変形させてしまう子宮筋腫や子宮腺筋症などによっても着床に影響をきたします。
「頸管に問題がある」・・・子宮の入口に位置する頸管の粘液が少ないと正常に精子が入ることができません。
また、精子の運動を抑えてしまう「抗精子抗体」があると、妊娠しにくくなります。
◆男性の場合
精巣で精子をつくる機能が正常に働かないことによる不妊症が、男性の不妊症のおよそ90%を占めています。